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ある日、ぼうやは、わゴムがどのくらいのびるか、ためしてみることにしました。 わゴムのはしを、ベッドの枠に引っ掛けて、 部屋の外に出ます。 自転車に乗って、 バスに乗って、 汽車に乗って・・・。 わゴムはどんどん、どんどん伸びていきます。 飛行機に乗って、 船に乗って、 ラクダに乗って・・・。 ついにロケット発射場へ・・・!
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【安藤パパ】 ある日、男の子は自分のベッドに輪ゴムを引っ掛け、それを持って家の外へ。 自転車→バス→列車・・・男の子はいろいろな乗り物に乗ってドンドン往きます。 あれ、輪ゴムはどうなった?「ウワーッ、モウダメ。キレチャウヨー!」、悲鳴を上げるヒロシ。 男の子はとうとうロケットで月へ。もちろん輪ゴムは握ったままです。そして月面に着陸しようとしたその瞬間・・・ビヨ〜〜〜ン! 「そんなのありえない!」と思いながらも、子どもも大人もその展開にハラハラドキドキできる、おはなし会でも絶対外さない人気の一冊。絵本読みにちょっと自信のないビギナーパパ向きです。 アドリブ効かせて「自分流に」読みましょうや。
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ある日、ぼうやは、わゴムがどのくらいのびるか、ためしてみることにしました。部屋からそとへ、バスで、汽車で、飛行機で、わゴムはどんどん、どんどんのびて……。子どもの想像力をかきたてる絵本。

2011年の5月から、市内の小学校の読み聞かせ隊に所属しています。
デビューのとき、2年生を対象の朝の読書タイムに、この本を読みました。
読み聞かせで約3分くらい。
この日は、「やさいのおなか」と「きょだいな きょだいな」と組み合わせて3冊読みました。
事前に6年生の息子と主人を練習台にして読んだら、
「ゴム持ったままバスに乗るには、だれかに窓からゴム渡してもらわないとね…」
な〜んて、現実的なことをいいながらも、笑いながら聞いていました。
もっちろん読み聞かせ当日の2年生たちも、「切れちゃうじゃん!」「ばかみたいだよ〜!」なんて言いながら大ウケでした。
わかりやすく、見やすいイラストなので、読み聞かせにも向いています。
性別関係なく楽しめますが、乗り物好きのちいさな男の子へのプレゼントにもいいと思います。 (あみむさん 30代・ママ 男の子11歳)
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