王子は300人のおともをつれて、山に遊びに行き、大きな凧を作って空にあげました。ところが糸の切れた凧は、はるか彼方に飛んでいってしまいました。凧をさがして旅をしていくと、大きな人に出会います。「ぼくの凧を知りませんか」と聞くと、「あっちの巨人の国の方へ飛んでいったよ」という答え。王子は旅を続けて、次々もっと巨大な人たちの住む国へと向かいます……。
王子たちを捉えているので、巨人の大きさに想像を絶するものがあり、
やっぱり驚いてしまいました。ガリバー旅行記を思い出してしまいまし
た。それは、反対の立場でしたけれど、大きいと小さいは、反対語にな
るんだと思いました。王子さまが、自分の国に着いてのんびりと大好き
な凧揚げをしているのがとても印象に残りました。きっと、今度も大き
い凧を揚げているいるのだと思うと、大きいものに憧れているのだと思
いました。でも、きっと自分たちの国が一番いいと思っているのはお互
いさまだと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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