ちいさなしろくまおうじがまいた「ちっちゃなたね」は、「おっきなうれしい」−−−甘い匂いにつつまれた「だいすき」になりました。
しろくまの王子様がたねを植えて育てるお話です。でも、なかなか花が咲きません。みんなはこんなに大事にしてるのに!と文句を言いますが、王子様は、「このきが、だいすきなんだもの」と言います。人にとっては、つまらないもの、おもしろくないもの、でもそれが自分にとって、とても大事だったりします。そして、何より見返りを期待しない、暖かい愛、それが描かれているような気がしました。最後はとても素敵な光景で終わりを告げます。優しい絵、優しい話です。読み終わると、キュンとします。子供もいつも安心して聞き入っています。あと、うちの子のお気に入りは、最初に出てくるあまいウエハースいりのチョコレート!王子様のお気に入りとして出てきますが、食いしん坊ちゃんは「う〜ん、たべたい」といつも言います^^ (バンポさん 20代・ママ 女の子3歳)
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