ねこさん、くつはいて「とっとこ とっとこ」。 嬉しそうに歩いていますよ。
今度は小さなありさんが「とっとこ とっとこ」。 ぶたさんも、かえるさんも、へびさんも!? みーんなくつはいて歩いて、嬉しそう。
おやおや今度はロボットさんに、たこさんに、星さんまで。 いったいどんな風に歩くのかな?
まついのりこさんのつくる絵本は、とってもシンプルなのに、小さな子どもたちの心に強く印象に残るのです。それは登場するみんなの「嬉しい」という気持ちがなぜだがとても伝わってくるから。繰り返し登場する中で、それぞれのくつの形や歩き方が少しずつ変化していくのも、たまらなくワクワクするポイントです。
そして、最後にはみーんなで。
「とっとこ とっとこ」「また あしたね」
さあ、明日もまた楽しく遊びましょうね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ねこさんがくつはいて、とっとこ とっとこ。次はありさん、とっとこ とっとこ。ぶたさんもくつはいて、とっとこ とっとこ。へびさんがくつはいてとーとこ とーとこ。次々くるよ、楽しい仲間。みんな一緒で楽しいな。「とっとこ とっとこ」という楽しく歩く音とともに、次々にやってくる、楽しいお友達。 あかちゃんといっしょに、言葉のリズムと、たくさんの動物たちの楽しそうな、あたたかみあふれる絵を味わって下さい。
1歳半の娘は、この絵本が大好き。
いっしょに「とっこ とっこ」と言いながら読んでいます。
ねこやありやぶたくらいまでは分かるのですが、へびさんやロボットさんや、8本足のたこさん、星さんまでとっとこ歩き出します。
みんないっしょに大行進のページでは、うれしそうに
「ねーこ!」
「たーこ!」
「ぴよぴよ!」
など、指を差して一個ずつ確認しています。
ものの名前を覚えるにもいいみたいですね。
最後のページは、ちょっと寂しそうに見つめています・・・。
大人の想像を超えた自由な感覚があふれていて、子どもはすごく面白く感じるようです。 (やまももママさん 20代・ママ 女の子1歳)
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