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映画を見てこわい夢をみてしまうリサ。 「おばけおおかみなんて、いないよね」でも夢の中にはいつも出てくる。 ある日、動物園でほんとうのおおかみを見たリサは…。 ちょっぴりこわいけど笑っちゃうお話。
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【安藤パパ】 おばあちゃんの家でホラー映画を観てしまったリサは、それから毎晩、悪夢にうなされることに。今夜も「真っ黒なおばけオオカミが私を襲う のかしら」と心配なリサだが、動物園で「白く優しそうな狼」に出会い仲良しになる。すると夢も・・・。 子どもの頃って映像、つまり目で見たものからの影響って大きく、ときにはイメージが増幅されて妄想にまで及んでしまうもの。親としては気をつけたいところだが、本書で感心したのはリサのパパが「おばけなんていないよ」と言葉だけで諭すのでなく、娘の恐怖心を払拭するために、その正反対な実物(リアル)を見せたところ。参考になる一冊だ。
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こわいおばけおおかみの夢にとらわれてしまったリサに、おとおかあさん、おとうさん、おねえちゃん、そしてガスパールまで、なんとかゆめを見なくなるように、助けようとしてくれます。それぞれのやりかたが、ユニークで、性格を表しているようで面白い。我が子が怖い夢を見たら、参考にさせてもらいます。
このお話、おおかみやこわい話が苦手な末娘には無理かと思ったのですが、楽しんでくれたようです。ガスパールとリサのキャラクターのおかげでしょうか。 (えっこさん 40代・ママ 男の子11歳、女の子8歳、女の子3歳)
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