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ドイツで生まれ、日本の山野を走って80年。花形機関車として人々にもてはやされた全盛時代から、だんだん地方の支線の豆機関車にかわっていったクラウス17号の、喜びと悲しみの一生を描きます。
ドイツで作られ,戦前の日本で大活躍したものの,時代の流れで不要となったクラウス号を,この機関車を愛する人が何とか保存しようとする話です。万国博覧会でも展示され,活躍したこの機関車が今やドイツでも保存されておらず,世界でただ一台となったというノンフィクション。重厚な絵は圧巻です。表紙の絵を見て、魅了されました。
(ななみやさん 20代・ママ 女の子2歳)
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