ぶうたんは、タオルを使っていろいろなものに変身します。女の子、おばけ……忍者にだってなれるんです。遊びの楽しさが伝わる絵本。
好評「ぶうたんのえほん」シリーズ第3弾。幼児の生活に身近なものを素材に、「こんなことしてみたいなあ」「できたらいいなあ」と思わせる、幼児の豊かな創造力をユーモアたっぷりに描いた絵本です。
ぶたのぶうたんは、タオルがだいすき。タオルをつかって、いろんなものに変身します。まずは、茶色のタオルで、女の子に。白いタオルで、てるてるぼうずに。大きなタオルを頭からかぶると、おばけにだってなれるんです。
それだけじゃありません。タオルをびちゃびちゃにぬらして泣いてる真似。ぐるぐるねじって頭の上に載せるとソフトクリームのできあがり! 最後はタオルを筒にいっぱいつめこんで……!?
四色色指定の技法を使用しているため発色がよく、大変美しい色合いになっています。子どもたちが、ぶうたんと一緒になってあそべる絵本。
タオルの色や、結び方によって、いろんなものに変身できるんですねー。
中でも、びちゃびちゃにぬらしたタオルを両手に持って、「へんしーん!なみだ。」は、うけました。
ラストの打ち上げ花火もよかったな。 (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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