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名作童話『ちいさいモモちゃん』の絵本版。 おるすばんをしているモモちゃんとプーが「夜ごっこ」をするお話。ふだんは夜はこわいけれど、昼間にするごっこ遊びなら楽しい。子どもの空想の世界を描きます。
松谷みよこの名作「ちいさいモモちゃん」からのシリーズの一冊。小学生くらいになったら、自分で読めるけど、その
前に一つ一つお話に慣れていくのにぴったり。
モモちゃんがある日ねこのプーとお留守番。どうもママのお出かけは長くなりそう。待っている間、モモちゃんは自分のお部屋で「よるごっこ」をすることに。
分厚いカーテンを閉めて、お部屋はまっくら。プーの目が光ることにびっくりしていると、あらあら、どこかからしわがれた声がします。それは、パパのお土産のまほうつかいのお人形の声。あっという間に空を飛び回り、部屋中きらきらと星のくずが・・・。あ!もえちゃうかも!
モモちゃんはプーと一緒に戦います。そして、プーが勝ち、ほっとしたモモちゃんはおねんねごっこ。やがて、ママが帰ってくると、まっくらな部屋の中に毛布にくるまってモモちゃんとプー。
お留守番のドキドキする心と火事をこわがるモモちゃんの心の動きがとてもわくわくさせるお話になっています。このシリーズの中でも、読み応えのあるお話だと思います。 (まめひめさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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