図書館にはたくさんの本がおいてあります。一冊一冊の本は似た内容の仲間ごとにグループ分けされ本棚におかれています。図書館では、読みたい本がどこにあるのか、だれにでもわかりやすいよう、ルールをもとに分類されているのです。この事典では、そうした分類のルールを子どもたちにわかりやすく解説していきます。
はじめに「本の森を自由に歩いておもしろい本、役にたつ本をどんどん見つけよう」、パート1「3つのヒミツをときあかそう〜本の分類のしくみ」…分類のしくみがわかると、本がスグに見つかる・分類記号・1ケタ目のヒミツをさぐろう! ほか、パート2「自分の読みたい本をさがしに行こう〜本さがしのコツ」…さがしてみよう(1)織田信長の一生を知りたい!・(2)メダカの飼い方を調べたい! ほか、パート3「図書館にもっとくわしくなろう〜便利な活用法」…図書館を、もっとじょうずに活用しよう・図書館を支える仕事をのぞいてみよう ほか。
永年図書館の仕事に携わっていたからか、図書館の利用指導にはとても興味があります。
特に、ネット社会になってから、ものを調べることと、図書館はあまりに距離感をもって考えられるようになってきました。
デジタルとアナログでは見え方が違います。平面的な視野と立体感のある視野では理解度が違います。
かなりの図書館びいきであることは承知しながらも、図書館利用の基礎を知らないと、なかなか会いたい本に出会えないもどかしさのままに、図書館を出ていく人のなんと多いことか。
子ども時代に図書館の存在意義を知ってもらうためには、とても効果的な本だと思います。
きっと、ものの考え方、すじみちを考えていく思考構造は、IC社会の中でも役立つと思います。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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