日々の生活で身近にあるもののしくみを科学的に紹介。掃除・洗濯・料理の場面や、子どもたちが遊んでいる場面など、日常生活の中で遭遇する不思議な現象をきっかけにして科学の知識を身につける本です。
章を「化学」「生物」「地学」「物理」の4教科にわけて、一つの不思議を見開き2ページで解説する構成です。
(内容)「化学」…洗剤はどうやって汚れを落としているの?・マイナス1000℃がないのはどうして?・どうしてラップはくっつくの? ほか、「生物」…塩をかけるとナメクジがとけるのはなぜ?・たまごをゆでると固くなるのはなぜ?・皮をむいたリンゴが茶色くなるのはなぜ? ほか、「地学」…流れ星が見られるのはどういうとき?・夏あつく冬さむいのはなぜ? ほか、「物理」…電子レンジで料理が温まるのはなぜ?・どうしてテレビはいろんな色がうつるの? ほか。巻末に周期表や用語解説、索引がついているので調べ学習に最適です。
この手の児童書は、実は親のための虎の巻でもあるのです。
子どもたちの限りない疑問符に立ち向かうには、知識の乏しさを感じるこの頃。
この本は、しっかりと自分の知識のチェックシートになってくれました。
絵本や児童書を身近に感じるうちに、下手な解説書を読んで頭がフリーズする前に、ちょっと児童書で勉強するととてもわかりやすいことを発見しました。
生活のなかのなぜを解決しようとは、まさに大人向けのフレーズ。
知らないでいることの多いこと多いこと。 (ヒラP21さん 50代・その他の方 )
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