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おつかいの帰り道、かどをまがると、道のまんなかにでんしん柱がたっていた。へんだな、と思ってちかづくと、それはマンホールから首だけ出したきりんだった…。毎日のなにげない暮らしの中にかくれている「不思議」を人気作家が描く楽しいナンセンス・ストーリーの傑作。おつかいに行くのが楽しみになりそう
マンホールからいろんまいごが、飛び出しているというお話。ありえないけれど、でもこんなことあったら、おもしろいかなぁとうなづいてしまう、そんなお話。
この本の作者・いとうひろしさんのあとがきが、なんともまたユニーク。
「でも、時々、散歩の途中なんかに、マンホールのふたを見て思います。この下には、地下のジャングルがあるんだ。そこでは、今日も工事のおじさんが、ワニや大蛇と闘っているんだ。」
ね?ユニークでしょう?
確かに子どもは、マンホールが大好き。開けこそしないけれど、マンホールにじっと座り込むこともしばしば。実は見えているのかもしれません。子どもたちには、まいごのきりんやマンモスたちが・・・。
想像力をかきたてられる、そんな本です。。絵本から児童書への変換期の小学生におすすめ!
(はんぶん×ずっこさん -・絵本紹介サイト )
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