春になって花もさき、鳥たちも帰ってきます。いとこたちは、大人になっても、また小石通りに帰ってきたいと思います。
小石通りのいとこたちシリーズの四巻目です。
この本、五巻ではなくて、一冊で一巻という分量でもよいようにも思いますが、
一冊当たりの分量が少ないのも読みやすくていいのかもしれません。
どんどんといろいろなことを思いつくいとこの三人の少女たちは、今度は新聞を作ります。
少女たちの世界だけではなくて、周りの大人たちとのつながりもあるので、
読んだ後、気持ちがほんわかと和んでくる児童書でもあります。
もし、娘がいたなら一緒に読みたかった児童書です。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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