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おじいちゃんを孫娘が手伝っていっしょに畑を耕し、種をまき、野菜をつくります。 四季の自然の移り変わりと収穫の楽しみを、みごとに表現した絵本です。 巻末に、日本の畑の四季をあらわす図表がついています。
おじいちゃんと、孫の女の子が、畑で働く姿が一年を通して穏やかに描かれています。文章は、二人の短い会話のみの簡単なものなのですが、そこがまたいいですね。文が短い分、その丹精込められている畑が、とても美しく描かれているので、隅から隅までじーっくりと、眺められます。どんな野菜が、どの時期に、どんな成長を見せているのか、実に興味深いところです。
淡々と描かれているのですが、読み終わって、じんわりと温かな気持ちになるのは、なぜでしょうか。
昔、同じように畑で一生懸命働いていた自分の祖父を思い出すからでしょうか。
丹精込めて作られた野菜、残さず感謝していただきたくなります。 (はなしんさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子4歳)
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