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初めて新幹線に乗るつばさくん。つばさくんの視点を通し、「はやて・こまち17号」が、 駅を出発するまでのホームの様子や駅で働く人々の慌ただしい準備の様子を描きます。
つばさくんとなすのちゃんというきょうだいが、家族で東京駅から秋田まで新幹線で旅するお話です。子どもたちの名前がまさに新幹線ですね。
読んでいくと、新幹線どのように運行されているのかがよく分かります。駅のホームの下には、クリーンスタッフの控室や道具置き場があるんですね。びっくりでした。新幹線の運転席の説明も詳しくて面白かったです。
いろんな用語などは、4歳の息子にはよく分からない難しいものも多かったです。けれど、新幹線が走り出すまでにどのようなことが行われているのかとても丁寧に描かれていて、いろんな人の協力があって、新幹線が安全に快適に時間通りに運行されていることは理解できたようでした。
鉄道好きなお父さんお母さんなら、子ども以上に楽しめる絵本かもしれません。 (てつじんこさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子4歳)
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