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ある日、つるを助けた若者。それから何日かたち、山から若者が帰ると嫁にしてほしいという1人の娘が現れた。結婚して何日かたつと、娘ははたを織ると言い出して、7日の間決してのぞいてはいけないというが…。
「鶴の恩返し」は誰もが知っているお話ですが、この絵本で改めて昔話の奥の深さを感じました。
鶴と若者の関係性は、語られ方によっれ、叙情的でもあり、心理描写の点でとてもきめ細かい感慨を産み出す事ができるのだと教えられました。
それに加えて、鈴木まもるさんの絵は、対象をヤングアダルトにおいて描いているように思います。
今さらながらの「鶴の恩返し」ですが、子ども向けの話だけではないことを感じました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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