この小さな絵本から「のはらうた」が生まれるなんて、一体だれが想像したでしょう。登場するのは こぶたはなこさんと、こりすすみえさんのふたりです。作者のくどうなおこさんは、はじめから、この二人に姓と名をつけました。もうここから「のはらうた」は始っていたのです。
仲よしの二人がお弁当を作って、ピクニックに行って、遊んで、食べて、あー楽しかったで終るのですが、小さな新聞のおまけがついていました。そのおまけにこねずみしゅんが四行詩をかきました「どんぐり」というのです。「のはらうた」は、このどんぐりから始りました。
こぶたはなこさんがお弁当を作ってお花畑へ出かけるお話。
沢山のお弁当を持って出かけますが、目的地のお花畑に着く途中休んでは食べて、休んでは食べてを繰り返したら、お花畑に着いたときには、何もなくなってしまいます。でもお花畑で色々な遊びをして帰るといったお話です。
読み手をとても、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。
多くの種類の食べ物が登場するので、食いしん坊の娘は興味を持って一緒に読んでいました。 (KANSAMAさん 30代・パパ 女の子3歳)
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