正反対な性格だけどとっても仲良しなこぶた、トゥートとパドル。そんな二人の住む森のおうち「ウッドコック」にお友達のオパールちゃんがやって来ました。 新しいお友達、ダフネちゃんを連れて・・・。 秋のとっても天気の良い明るい日差しの中、森の中の落ち葉が金色に輝いています。このシリーズは本当に景色がきれい。うっとりしながら眺めてしまいます。 そんな中、のびのび遊ぶダフネちゃんとオパールちゃんの友情の話が今回は主役。 オパールちゃんときたら美人で明るくておまけになわとび、側転、バイオリンまで何でもできます。オパールちゃんはそんなダフネちゃんに憧れながらもちょっと怒る時だってあります。 みんなでお庭の掃き掃除をしていてもちっとも手伝わないダフネちゃんに「あなたってプリマドンナがかってるわ。」 でもやっぱり二人はお友達。ダフネちゃんだってオパールちゃんを尊敬しているのです。そう、ダフネちゃんはそういう子、オパールちゃんはそういう子。 女の子らしい可愛い、でも真剣な二人のエピソード。でも、こんな関係って大人になってもちっとも変わらないよね、特に女の子は・・・。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
トゥートとパドルのところにオパールちゃんがお友達をつれてきました。名前はダフネちゃん。ダフネちゃんは何だってできる。宙返りも、片足あげも、ダンスもバイオリンも。でも、自分はちょっと特別、と思っているみたいで……。誰にでもそれぞれいいところがあるんだよと教えてくれる作品。秋の森の美しい風景が印象的です。
風景がとっても綺麗な絵本です。
秋になると決まって東京外苑前の銀杏並木を歩いた若き日を思い出しました(笑)。
お話の内容も、自分とはまた違ったもの(出来ること)を持っているお友達に出会った時の感情がよく表現されていて、あるある!と思いました。
でも、みんなそれぞれの良さがあって、みんな違ってそれがまた素敵でもあるんですよね。
絵本を通して、そんなことを子供達も感じてほしいですね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子9歳)
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