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わにさんが虫歯になってしぶしぶ歯医者さんに行くことに・・・ 歯医者さんは、遊んでいたけどわにさんが来たのでしぶしぶ治療に。 わにさんが歯医者さんを見て「どきっ」。歯医者さんもわにさんを見て「どきっ」 さて、ここから奇妙なやりとりがはじまります。
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わにさんは歯医者さんを、歯医者さんはわにさんをそれぞれ怖がっているのです。 なんと最初から最後まで二人のセリフは全く同じ。同じなんだけどそれぞれの心境を見事に表しているのがこの作品のすごいところです。 治療が終わって二人は「いずれ また」とあいさつしますが、本音は「いやいや もう にどとは あいたくないね」。 五味太郎の楽しさが凝縮された作品です。
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【金柿パパ】 娘の大好きな作品。立場が全く違うのに、セリフは全く同じ。このコントラストがたまらなく楽しい。同時に、こんな作品を作った作者はすごいと思う。五味太郎作品の楽しさが凝縮された傑作です。
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同題の絵本がそのまま小さくなってます。
11cm四方の大きさで、紙も厚紙ではなく普通の紙なので薄く、
バッグに入れても、子供のリュックに入れても邪魔になりません。
はじめてうちの子が文字を追いながら読んだ絵本がこれでした。
わにさんもはいしゃさんもずーっと同じ言葉を言っているのに、意味がまったく違うんです。
五味太郎氏のイラストと、同じ言葉の相乗効果でとても楽しいみたい。
しかも、「いずれまた…」
と言っているのに次のページで「にどとはあいたくないね」
3歳の子供にこの微妙な感覚はなかなか理解できないかも。
もう少し大きくなったら、今度は違った視点で笑って読めそう。
長い期間、いろんな発見をしながら読めそうな絵本だと思いました。 (ようこらせさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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