ぼくんちにあるふしぎな絵。おばけのような魚の絵だ。いまにもうごきだしそうな、ギョロリとした目にギザギザの歯。おじいちゃんが仲良しになった魔女ばあさんからもらったんだって。魔女ってほんとうにいるのかな。あってみたいな、魔女ばあさんに―。
大きな口をあけてギザギザの歯で、化け物のような怪魚にも、
子供が大きくなって、かあさんを探しているというのが、ちょっと
せつなくなりました。やっぱり、怪魚にとっても子供は、可愛くて
母子の情愛は、人間と変わらないのだと思いました。
魔女ばあさんが、イメージの魔女じゃなかったから、少し怖い
感じがしました。ほうきではなくて、空飛ぶ三輪車というのが、
どんな遠くへだって、ひとっとびなんだと進化したのかなあと
思いました(笑)
魔女ばあさんが、怪魚の子供も捕らえたら、母親の隣に
飾ってほしいなあと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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