ピーター・コリントンの絵本は、言葉がなくても、とてもファンタジックで夢いっぱいの世界が広がっています。
この『Midnight Circus(真夜中のサーカス)』は、邦訳は見当たらないのですが、言葉がないので、洋書でも充分に楽しめる絵本になっています。
自分のお気に入りだった、おもちゃ屋前のコイン式の木馬。
古くなったのか、店長さんは飛行機に替えてしまいました。
少年の落胆が、図書館で借りてきた本に刺激刺されて、夢の世界につながっていきます。
夢の中の少年は、なくなってしまった木馬にまたがり、夢の世界に旅立ちます。
たどり着いたのがサーカス。
サーカス団の中に入り込んで、大活躍します。
微笑ましく、とても楽しい絵本です。
言葉はないけれど、お話の展開が充分にわかるので、違和感を覚えませんでした。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子15歳)
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