クリスマス・イヴのこと。マリーは、ツリーの下にプレゼントのくるみ割り人形を見つけます。その夜、マリーはいつしか不思議な世界に入り込み、くるみ割り人形を大将にしたおもちゃたちと、ネズミの軍勢との戦いの中に身をおいていました……。1816年にホフマンが発表したこの作品は、現実と空想とがからみあった素晴らしいメルヘンとして、長く愛されてきました。美しく繊細な画風で人気のツヴェルガーが、細やかな筆づかいで、ホフマンの世界を見事に表現しています。音楽と朗読のCD付き。
バレエで有名な「くるみ割り人形」の原作、
ホフマンの『くるみ割り人形とねずみの王さま』は
なかなか読み応えのあるファンタジーです。
バレエで展開するお話とは違うので戸惑うことも多いのです。
この絵本は原作への導入として描かれました。
それでもやや長いお話なので、ツヴェルガーの繊細な絵とともに
じっくりと味わってください。
クリスマスイブの夜、ツリーの下に奇妙な人形を見つけたマリー。
真夜中に起こったねずみの王さまとの戦い。
幻想の世界が広がります。
完訳の原作本をもう一度読んでみよう、と思いました。 (レイラさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子10歳)
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