サンタクロースにまちがえられた木こりのさんたおじいさんが、本物のサンタの手伝いをして子どもたちにプレゼントをとどけます。
現在は絶版になっているのかもしれません。約30年前、幼稚園に勤務している時に出会いました。以来子どもたちの前で、今は学生たちの前で12月に入ると読み聞かせをしています。勘違いしたうさぎの兄弟と、サンタクロースとさんた(三太?)という名前のおじいさんの出会いのお話しはいつ読んでもわくわくし、そして最後はほのぼのとしたあったか〜い気持ちでいっぱいになります。サンタとさんたがあちらこちらにプレゼントを配る場面は見開き4ページにわたって字がありません。じっくり見るのも楽しいものです。私はふたりのサンタが煙突の上でバナナを食べている部分が好きです。数多いクリスマスの絵本の中でもおすすめしたい1冊です。 (こぶた文庫さん 50代・せんせい )
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