宇宙に青く輝くのが地球という星。その地球から、青い海と青い空が失われようとしていた。荒廃しかけた地球を救ったのは、伝説の青い鹿、ブルーバックだった! 全編、鹿の母子の会話で綴られる壮大な愛の絵本。
1800年頃 南アフリカに生息していた 青い毛皮をもつ ブルーバックという動物は 人間により乱獲され絶滅したとのことです
実際にいた動物でしかのようですが ウシ科の動物とのことです
葉さんは この絵本で 果てしなく広がる 青い空 青い海を守ることが大切だと伝えているのですね
すいこまれそうになる 青い空 星空 あまりにも美しくてじっと見いってしまいます
ぼくとママの会話
「むかし 青いいろが うしなわれてしまった ときが あったのよ」
空も 海も よごされて 青が きえてしまった・・・・
この星の生き物も へっていったの・・・
人間は 自分の楽しみや 喜びのために たくさんの木をきり 山をけずり 動物たちが住む 森までなくしてしまった
きそうように たくさんの建物や 機械をつくり それをかんたんに 捨てる 生き方をしたからよ
今の私たちに警告されているような気がしました
青いしかは人間に正しい生き方を教えてくれたの
しかし 人間は 自分のことばかり考えていると 大切なものが 見えなくなるの
なんだか 哲学的な話ですが 今を生きる私たちは どう生きていくのが正しいか謙虚に考えないとと思いました
どうかすると 傲慢になる 私たちに・・・・
この絵本は 思春期のこどもさんや 大人の絵本のように思います
美しい青に吸い込まれながら こころ静かに 読んでいます
きれいな絵本です
(にぎりすしさん 50代・その他の方 )
|