テントウムシがひなたぼっこをしていると、急に冷たい風が吹いてきました。「さむい さむい」と、テントウムシは落ち葉の下にもぐり込みます。すると、次々にいろんな虫がもぐってきて、落ち葉の中はとてもにぎやかに……。雑木林の中に、幾重にも折り重なって積もった落ち葉は暖かくて、まさに虫たちのふとんのよう。落ち葉に守られながら春の訪れを待つ、スミレや虫たちの世界を、精緻で温かな絵で描きました。
寒くなってきて、おちばの布団に虫たちがもぐりこんできます。
テントウムシから始まって、いろいろな虫たちが落ち葉にもぐりこんできます。
すみれが最初にいて、それを迎えてくれるんですが・・・。
子供は、居場所を決めて眠ってしまった虫たちを探すのに一生懸命になっていました。
私は、これを見ると、おちばの山を見ると、つい、覗いてみたくなるような気がします。
そうえいば、しばらく放置してあった落ち葉の山を掃除したときに、わらわらと虫が逃げ出していったのを思い出しました。
冬の間も、虫たちは、いろいろなところで冬を越しているんだなぁ・・・と感慨深いです。
子供が、そういうところに興味を持つのはもう少し先なのか、子供は特にそういうところに興味は示していないのですが・・・。
何度も何度もリクエストされる絵本のひとつです。 (れんげKさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子5歳)
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