国語の時間、北森先生が変なことをいいだした。「今からしゃべる言葉は、五、七、五のリズムでしゃべるんやで」だって。どうやら「はいく」をつくる練習みたい。季語は気にしないでいいっていわれても、五、七、五の言葉が全然でてこない。しかも、休みの間にはいくをつくる宿題をだされてしまった。
休みに入ってから、家族のはいくをつくって発表してみた。「かぎどこや いつもとうちゃん さがしてる」「ながでんわ 二時間十分 しんきろく」。つくったはいくは、みんなのあらさがしをしているみたいだといわれてしまった……。
宿題ができなくてこまっていると、おばあちゃんが動物園へ連れていってくれた。動物園でクラスメイトのほそいみさきに会って、一緒に動物のはいくをつくりはじめたら……。
第56回青少年読書感想文全国コンクール小学校低学年の部の課題図書に選定された『とっておきの詩』の続編。言葉のリズムと国語の面白さが伝わります。
ここのところ言葉の深みにどっぷりはまっている娘に
五七五の俳句を面白く扱った本があるのを知り
図書館から借りてきました。
国語の時間に俳句作りをするということをきっかけに
子供たちのふれあいや
家庭でのやり取りがからみ
関西弁設定も手伝って
とてもリズムのいい作品に仕上がっています。
我が家では、少し前から流行っている回文づくりとともに
俳句にしてなにかとなえることも増えました。
指を折々言葉をつむぐ作業は
なかなか頭を使いますが
楽しいものですね(^^)
(やこちんさん 40代・ママ 女の子7歳)
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