わたしたちの町が、原爆投下の練習台に!? 身近にあっても見すごしていた戦争の大きな傷あとを夏休みの自由研究で調べてみると……。
1945年、終戦の年。 原爆投下の練習のため、模擬原爆・通称パンプキン爆弾が日本各地に49発も落とされていた事実を知っていますか?
本当にあったことを、小説で読む・知る
図書館の戦争関連の棚に発見、戦争を連想できないタイトルと表紙イラストに興味を持って読んでみました。
作者はあの若おかみは小学生シリーズの令丈 ヒロ子さん。
パンプキンとはかぼちゃではなく、模擬原爆のことで、戦争について、軽い文章で書かれています。
戦争関連の本と言うと、暗いとか、難しい言葉が多いとか、そういうイメージだったけど、すらすら読めるので、入口にいいかも。
模擬原爆とは、広島・長崎に原爆を落とす練習をする為に日本の各地に落とされた爆弾のこと。
”模擬”と名はついているが、放射性物質を積んでいないだけの爆弾で、死傷者が多数出たこと。
広島・長崎後も投下されていたことから、もし戦争が終わらなければ3個目の原爆が投下されていたかもしれないということ。
私自身も知らない事実がたくさん載っていました。
これを読んで、昨日までと違う自分に変われるかも!? (ヤキングさん 20代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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