トリックアートの遊び絵本が出た!! 丘の上のちょっと不気味なお化け屋敷にはあっと驚くだまし絵、かくし絵がいっぱい。 本を横にして片方の目をつぶると見えてくる住人、変な動きで踊り出すガイコツ! ドラゴンの部屋やドラキュラの部屋、不思議な塔が立っていたり、墓場があったり。 いたずら好きなおばけたちが、次から次へとびっくりさせてくれます。
こんな風に遊び絵本の中にトリックアートが登場すると、楽しみながら不思議に対する好奇心がむくむく湧いてきちゃいますよね。特に鏡の部屋。飾ってある絵の中の赤い点を見ていると、本当に真っ白な鏡の中に顔が浮かび上がってくるのには感動してしまいます。どうして、どうして?
「トリックアート図鑑」シリーズには、「だまし絵」「ふしぎ絵」、そして工作やクイズなどがあり、色々な視点からトリックアートの世界を紹介してくれています。その中でもこの絵本は、小さな子どもたちでも気軽にトリックアートに親しめるような遊び心にあふれている一冊。更に各ページには「みつけよう!」のコーナーもあり、探し絵本としても楽しめる充実した内容となっています。一人でじっくり、みんなでワイワイ。「ええ!?ウソ!」「ホント!?」自分の目を疑いながら楽しんでくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
丘の上の不気味なおやしきにはトリックアートのしかけがっぱい! 館の主人はどこに! さあ、おばけの正体をさぐる冒険にいこう!
お化け屋敷がテーマのだまし絵の他に、探し絵もある遊び絵本です。
おうち時間にちょうどいいと思います。
見るのにコツが必要な絵もありますが、上手く見えるとちょっと得した気分になりました。
なかでも「ガ・イ・コ・ツ ダンス」が踊っているように見えたのが、不思議で面白かったです。 (みいのさん 60代・その他の方 )
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