焼きたてパンと絵本の相性の良さ!読んだ後には必ず食べたくなってしまうので困ってしまいますよね。
ぶーさんのお店もふっくらこんがり、美味しそうな焼きたてパンが並ぶので、お客さんから大人気です。 ほら、今日も開店前からドアをたたく音が。 リスさんがとんとん。「まだですか?」「今焼いているところです。もうちょっと待ってくださいね。」 ドアの穴からぶーさんの顔が覗いています。この絵本、穴あきしかけ絵本なんです。 ページをめくると… うわあ、出来たてほかほかのロールパンが焼きあがっています。 これはたまりませんね。美味しそうなだけでなく、しかけの驚きもあって二重の喜びの声が出ちゃいます。 次にやってきたお客さんはクマさん。その次はヒョウさんかな。 ページをめくる度に、新しいパンが焼きあがっていきます。 気がついたらドアの前にはお客さんがいっぱい!ぶーさん、全部焼きあがった?
今日もあっという間に売り切れ。でも、出遅れちゃったねずみさんの家族にもちゃーんとパンを用意してあげる優しいぶーさんなのです。最後は自分用に焼いたパンをもぐもぐ。一体どんなパンだったのかな? 読み終わった後にはにっこりしてしまう、あたたかくて楽しい絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
<食べ物+しかけの楽しい絵本>ぶーさんの焼きたてパンは、森のみんなが行列するほどの大人気。どんなおいしいパンができるのかな?穴あきページをめくるたび、次々とパンが焼きあがる、しかけの魅力たっぷりの食べ物絵本。
『おともだちべんとう』や『だめだめすいか』など、白土あつこさんの素朴でかわいい絵本が大好きなので、こちらも読みたいと思いました。
森のみんなが大好き、ぶーさんの焼き立てパン。開店前から扉をトントン「まだですか?」とお客さんがやってきます。
この絵本、穴あきしかけがあって、めくるとパンが焼ける仕組みになっています。シンプルながら、とってもうれしいしかけ。これは小さい子も喜びそうですね。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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