
水から上がってきたワニが涙をうかべているのを見たニワトリは、ワニを慰める歌を作っていました。そこへ来たリスやスカンクなど仲良しの動物たちは、それぞれワニを慰めるために工夫をこらして準備し、いっしょに水辺にいきました。ところが、ワニは「泣いてなんかいないよ」というのでびっくり、「なーんだ」と引きあげていきましたが……。

泣いているように見えたわにさんをなぐさめるために、森の動物たちが集まって来ました。
わにさんは本当は泣いていなかったのですが、みんなで楽しい時間を過ごしました。
みんなが帰ってしまったら寂しくなって、本当に泣いてしまうのですが、思いやりと子どもたちの心を優しく見守っている絵本だと思います。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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