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ぼくがとぶ

ぼくがとぶ

  • 絵本
作: 佐々木 マキ
出版社: 絵本館 絵本館の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2013年02月
ISBN: 9784871100816

32頁 260×190mm

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

ぼくが なにを つくっているか
きみは わかるかい
とうさんも かあさんも しらないんだ

ひこーきだよ
ほんとうに そらを とぶ ひこーきだよ

「ぼく」の語りで、ストーリーはすすみます。
リズミカルに、ひょうひょうと、ユーモラスに。

これが佐々木マキの世界。
これぞ佐々木マキの世界。

今回、表紙デザインをリニューアルしました。
絵本館版『ぼくがとぶ』
ぜひ、ご覧ください。

ベストレビュー

一緒に飛んでいるような

絵がとても丁寧。それでいて大胆!ああ、こんな風に飛べたらなあ。
一人の少年が、飛行機をつくって、飛んで、失敗して、直して、また飛んで、到着したところは・・・。

佐々木マキさんの本を購入するのは3回目ですが、この絵本もとても心に残ります。
少年が色んな場所を飛行するのですが、地上にいる両親が小さくなってゆくページからもう、自分も一緒に乗っている気分。一緒に飛んでいるような気持ちになります。
ページをめくると、まるで風をきる感覚までも伝わってくるよう。
下に広がる景色が澄んでいてキレイで、特に、夜のシーンが大好きです。

到着したところがどこかは、読んでからのお楽しみ!(私だったら・・・ちょっと尻込みしちゃうかな?でも、よく見るとカワイイ!)
このお話は、マキさんの他の絵本に比べてシュールな要素が少なめなので、どちらかと言うと子どもさん向けなのかもしれません。

けれども、ラストはしっかり“マキさんワールド”ですよ!
日常を忘れて大空を飛びたい大人のかたにも、是非お勧めしたい一冊です。
(なーお00さん 20代・その他の方 )

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