「とーんだ とんだ なーにが とんだ」 耳によくなじんだフレーズの「唱え言葉」です。日本の子どもたちが慣れ親しんできた言葉遊びが、可愛いくまくんのお散歩絵本になりました。 「とーんだ とんだ なーにが とんだ くまくんの ぼうしが とんだ」 お散歩中のくまくんのぼうしを、いたずら春風がぴゅーっと吹き飛ばしてしまいます。 飛んでったぼうしは、うさぎさんのおみみにスポン!それを見たくまくんは、とっても似合うね、なんてぼうしをうさぎさんにあげてしまいます。 「とーんだ とんだ なーにが とんだ くまくんの かばんが とんだ」 今度はかばんが飛ばされちゃった。どんどん持ち物を吹き飛ばされるくまくんですが、飛んでった先のお友達に何でもニコニコあげてしまうのです。 さあ、最後は何が飛ばされるのでしょう。そして飛んでいったところは・・・?
「とーんだ とんだ」、繰り返し口に出すのが気持ちいいリズムですよね。「なーにがとんだ」の後に好きな単語を入れれば、空想の中で何だって空を飛ばせるのも面白い! 飛行機や鳥はもちろん、飛んじゃったらおかしいものまで。様々なパターンでこの言葉遊びを楽しんでみてください。きっとみんな自然と笑顔になるはずです。
(絵本ナビ編集部)
「とーんだとんだ なーにがとんだ」「○○がとんだ」という唱え言葉は伝承の言葉遊びです。 ○○に「ひこうき」とか「からす」とか「おばけ」など飛ぶものを入れて遊びます。 この絵本では、いたずら春風さんがくまくんの帽子やカバンやくつを飛ばしてしまいます。 飛んでった先には動物が…。くまくんは気前よく、何でもあげてしまいます。 そして、ついには本人が春風に飛ばされて…。落ちた先はお父さんの背中。 ナンセンスで楽しいくまくんのおさんぽです。くり返し言葉とリズミカルな展開で 1歳から3歳児のお気に入り絵本です。 幼稚園直販で大人気だった絵本の待望の市販化です。
可愛いイラストに繰り返し要素に,くま/うさぎ/ぞう/きりんと小さな子供達が大好きな登場人物たち。
まさに赤ちゃんにぴったりな絵本ですね!
最後はパパの背中に〜というところが心ほっこりする内容になっています。
春にもおすすめですね。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子5歳)
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