日本の絵本ではあまり見ない、とってもカラフルでキュートなきかんしゃが主人公です。 きかんしゃが走るそばを横切る動物たち、いろとりどりのお花や植物、夜の走行では真っ暗な風景に美しく光る星の数々・・・。 どれをとってもそのままアニメーションに出て来そうな可愛くてポップなキャラクター達です。それもそのはず、「クルテク(もぐらくんシリーズ)」でチェコでは国民的人気の作家のミレルの絵です。 そしてチェコではクルテクはアニメとして大人気なのです。ひと目見て分かる通り、センス抜群。 他の乗り物絵本とちょっと違う所は他にも。夜、仕事が終わったきかんしゃは車庫でおふとんでぐっすりすやすや!?朝ごはんを食べる姿まで!! こんな感じなので特に乗り物に興味を持っている訳でもない子でも喜べそうですね。また、ボードブックなので小さい子でも大丈夫。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
チェコの人気作家、ズデネック・ミレルの手にやさしいボードブック。走ることが大好きな機関車のゆかいな一日をカラフルで表情豊かに描きます。
青も赤も黄色も緑もなんともいえない良い色をしています。
絵を見ているだけでも楽しいのでチャレックさんのほかの作品も見てみたいなぁと思いました。
最後にお布団で眠るきかんしゃがとってもかわいらしくてハートを打ち抜かれますよ。
本を読むときは決まってなにかおしゃべりしたり指差したりする息子がこの本の時はじっと絵をみつめながら聞いてくれます。
あっ、ただお布団のページの時だけは「ねんねだねぇ」と言いながらなでなでしてます。
厚くてかなりしっかりした紙でできています。 (なっくすさん 30代・ママ 男の子2歳)
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