モクレンの実が地面に落ち、だんだんと集まって、なんとモクレンおじさんが生まれた! 散歩に出かけたおじさんが、森で歌うと、歌から子犬が生まれた。おじさんが喜んで子犬と遊んでいると、子犬が海で波にさらわれ……。変幻自在摩訶不思議な木の実の物語。
「こどものとも」592号です。次男が幼稚園でもらってきました。
木蓮の実でできたモクレンおじさんの冒険の物語で、実際に実で作ったモクレンおじさんを写真で写した絵本です。
モクレンおじさんが途中で出会うこいぬは赤い木の実で出来ていて、元々はモクレンおじさんの歌の音符だったのが、変身しました。そして最後は二人とも、また違うものに変身します。
木の実を並べ替えることによって、動きのあるおじさんとこいぬの姿が出来上がり、普通の絵とは違った不思議な雰囲気を醸しだしています。モクレンおじさんには、目も口もないのに、なんとなく楽しそうとか悲しそうとか伝わってくるのが面白いですね。
次男がお気に入りでよく読んでと持ってきます。身近な材料で面白いものができるので、見ていて楽しいようです。
「モクレンおじさんのうた」の楽譜も最後のページに乗っていて、チャレンジしてみる価値あるかもしれません。 (金のりんごさん 40代・ママ 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳)
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