てのひらにのる小さなお話集です。幼児から小学校中・高学年までたのしめる日本や外国の昔話、創作、わらべうた、指遊びなどを数編ずつ収録。いずれも実際に子どもたちに語った経験をもとに編集しています。1973年刊行開始以来、語りのテキストとして圧倒的な支持を受け、現在までの総発行部数が184万部のロングセラーです。図書館、文庫、幼稚園・学校、家庭などでの読み聞かせにもご利用ください。 お月さまの話/浦島太郎/ブラックさんとブラウンさん/北斗七星/子どもと馬
お月さまの話
月の満ち欠けの由来がおはなしになっています。
高学年や大人のおはなし会で聞きました。
「真珠とダイヤモンドをちりばめた銀の服をきて」「湖にかかった銀色の道をとおって」など、美しい光景が目に浮かぶ文章が素敵です。
ブラックさんとブラウンさん
幼い子どもでも、目を見開いて見入っていました。
親指に、黒と茶のハットをはめてされていました。
戸をあけて出たり、入ったりすると事は、はっきりとした口調で同じテンポでされていたので、聞いていて心地よかったです。
北斗七星
短いおはなしですが、心に残る重厚なおはなしです。
説教くさくないように語るのがいいと思います。
女の子の美しい心が、美しい北斗七星になったのでしょう。
素敵なおはなしです。 (おるがんさん 40代・ママ )
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