「かったほうが うんてんしゅで、まけたほうが しゃしょうだよ」 みんなが大好きな遊び「じゃんけんでんしゃ」。
あれあれ、こんがり焼けて美味しそうな焼きおにぎりと、大きなエビのしっぽが飛び出ているてんむすが最初のじゃんけんを始めたよ! 勝ったのは、てんむすです。 ふたりと一緒に「じゃんけんでんしゃ」遊びのスタートです。
遠くに見えるピラフちゃんとおせきはんのでんしゃが見えたので後を追いかけてみると・・うわあ!! 思わず言葉を飲み込んで、つばも飲み込んで。 そこにいるのは、かりかりうめおにぎり、くりごはんおにぎり、まめごはんおにぎり、いくらおにぎり、しおむすび、まだまだ他にもたくさん。思わずかじりつきたくなっちゃうような、おにぎりでんしゃだらけ。 てんむすとやきおにぎりは、ピラフちゃんのでんしゃとじゃんけんぽん! それぞれみんなもじゃんけんぽん! 更にであったでんしゃはコロッケパンににくまんにたこやき、プリンやシュークリームまで。 でんしゃはどんどん長くなり、画面中がたべものでうめつくされていきます。 やがて最後の勝負の時がやってきて・・・。
最初から最後まで、子どもたちは絵本にきっと釘付け! だって、でんしゃごっこに、じゃんけん、おまけにおにぎり・・・大好きなものが次々に登場するんですから。明るくて可愛らしいたべものたちも、読んでいる人を元気にしてくれます。同時に口に入れたくもなりますが(笑)。
さて、最後までうんてんしゅでがんばったのは誰だったのでしょうね。 読み終わったら、みんなで真似して「じゃんけんでんしゃ」のスタートです!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
おにぎり、ハンバーガー、デザートまで!?おいしいともだちたくさんのせて出発進行!みんなが大好きな食べ物たちが集まって、じゃんけんぽん!じゃんけんをして、でんしゃごっこをはじめました。でんしゃはどんどん長くなり、やがて……!読み聞かせにぴったりの大判の体験型絵本。読んだ後は、じゃんけん、でんしゃごっこ、食べ物さがしで遊びましょう!
4歳の息子と6歳の娘と一緒に、全ページ試し読みで読ませていただきました。
「じゃんけんでんしゃ」は子供たちが幼稚園などでよくやる大好きな遊びです。「今日、じゃんけんでんしゃのいちばん前になったんだよ」とうれしそうに話してくれたこともありました。そんな楽しい遊びがそのまま絵本になっています。
絵本の中でじゃんけんれっしゃを遊ぶのは、いろんな食べ物たち。おにぎりやハンバーガーやデザートまで。たくさんの食べ物たちがひとつの列車にずらっと並ぶ姿を見て、子供たちもニッコリ顔でした。
大勢でこの絵本を読んでから、実際にじゃんけんでんしゃ遊びをしたりするのも楽しそうだなぁと思いました。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子4歳)
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