「まま ぼく ひとりでできるんだよ」 「へえー なにがひとりでできるの?」 男の子とママの、こんなやりとりからはじまるこの絵本。 「まま みてて!」という短い言葉から、男の子の気持ちがひしひしと伝わってきます。
毎日、毎日、子どもは成長していきます。 昨日できなかったことが、今日はできるようになる。 失敗しても失敗しても、何度もチャレンジしてできるようになる。 そんな子どもたちのチャレンジの原動力は、ママが見ててくれることではないでしょうか。 見守るママの心を優しくしてくれる、とっても素敵な絵本です。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)
「ぼく ひとりで できるんだよ」 そういって、しんちゃんは、ズボンをぬぎ、パンツをぬぎ、トイレに行き、とびらをあけ……。できてあたりまえに思いがちな子どもの行動には、こんなにいっぱいの「がんばり」がありました。作者の「もっと子どもをみてあげてほしい」という想いから生まれた、優しい気持ちと笑みがこぼれる絵本です。
*** 作者より ***
いくつになっても、子どもは母親にほめてもらいたいです。 いつだって、どんなときにだって、みててもらいたいのです。 この本をすべての母親に贈ります。(作・まどか ななみ)
この本の文章は、ほとんどが「まま みてて」です。 ひとつひとつの「まま みてて」にいろいろな想いがあります。 それを感じながら読んでみてください。(絵・宮西 達也)
ママみてて
何度も何度もいって
自分ひとりでできるところを
見て欲しいと思う気持ちが
読んでてとても伝わりました。
一人でトイレにいくまで
一項目ごとに
ママみててと繰り返すところが
子供っぽくてかわいいと思いました。
トイレ一人でできましたね。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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