パオちゃんと友だちが公園に遊びにいくと、そこには泣いているワニちゃんがいました。泣いている理由を聞いても、ワニちゃんは何も言いません。「ようし、ワニちゃんを笑わせちゃおう」とパオちゃんとみんなは変顔やお手玉、こちょこちょ攻撃をしかけますが、それでも笑わないワニちゃん。すると突然、「うわーんうわーん歯がいたいよー」とワニちゃんが大きな声を出しました。「ああっ。ワニちゃんの歯、むし歯だらけ」。どうやら歯が痛くて泣いていたようです。パオちゃんとみんなは、ワニちゃんを歯医者へ連れていくことにしました。そこへ、ピーポーピーポーと……!?
子ども達の日常で起こる身近な出来事をテーマに、個性のある友だちと仲良く遊び、一緒に何かをすることの大切さが前向きに楽しく描かれている「パオちゃん」シリーズ。
優しく親しみやすいイラストとリズミカルな文章が大人気のロングセラー絵本です。
「ちゃんと歯磨きをしないと大変なことになるんだよ」ということを子どもに教えてくれる興味深いお話でした。
とはいえ、ワニちゃんの口のなか!!
一瞬、何が起こったのかわからずきょとんとしてしまいました。そして、「そうだよね、良かった」という展開に安心しました。
歯磨きを嫌がるお子さんと読むと良い絵本だと思いました。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子4歳)
|