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アフリカの小さな国リベリアでのできごとです。戦争が終わっても、なくしたものはもどってこない。親兄弟を失い、帰るところを失った子どもたちは何を考え、どのようにくらしたのか。リアルな「戦争」と「戦後」を知って、戦争について考えていただけたらと思います。
カバーの写真に写るあどけない少女の右腕がないことに気づいて、この本の中に吸い込まれてしまいました。
戦争に巻き込まれた彼らは、戦争の被害者としてだけではなく、戦争への加担者としても生き延びてきました。
戦争がなかったら、壊れることのなかった家族や、生活観が予想もできないほどに様変わりしても、生きてきた彼ら。
ジャーナリストの目で追い続けた子どもたちに、平和のありがたさと、生きるための活力を教わりました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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