「かもめ」「かごめ」「かんづめ」「かぐやひめ」… 頭に「か」、おしりに「め」がつくことばの絵本です。語頭と語尾の両方で韻を踏みながらイメージする楽しさが、あかちゃんのことばへの関心を高め、ことばを操る能力を発達させていきます。
表紙を見て、これ「あきやま」だなと言って次男が借りた本です。
そう、次男はあきやま ただしさんが大好きなんです。
ただ、この本は表題にあるように「あかちゃんすくすく絵本」なのであかちゃんにことばへの関心を高めるための絵本です。
今回のは、最初がかで始まって、最後がめで終わる言葉を集めています。
作者の正高 信男さんは、京都大学霊長類研究所教授で、音のつながりの面白さで言葉への関心を高める点への注釈があって、かなり高度なことが書かれていましたが、少なくともあきやまさんが絵を描いたことで大成功と言えると思います。
何といってもあきやまさんの絵が、子供をひきつけること請け合いで、実は次男は8歳になるのですが、その絵の表情に爆笑の連続。
言葉の面白さも再度認識できたようです。
このシリーズは、5冊出ていますが、赤ちゃんにぜひ読み聞かせして欲しい推薦本です。 (ジュンイチさん 40代・パパ 男の子12歳、男の子6歳)
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