「ママー、ポケット！」 みんなの声

カンガルーの赤ちゃんが初めてママのポケットから出て一人遊びにでも・・・・ハチに出会うと怖くて　ママーポケット！

安心ですね　ママのポケットは　　またでたくなり
こんどは　ウサギに　とりに
でもね　こんどは　カンガルーの子供でした
二人でピョンピョンはねて
もうポケットに入らないよ　成長とは　こんな風にだんかいをふんで　独り立ちするものですね

子育て中のママさんパパさんにおすすめの絵本ですね

表紙のカンガルー親子がとても可愛くて、興味を持ちました。
ママのポケットから外に飛び出し、いろんな動物たちと出会います。
でもその度にびっくりしてポケットに戻り、そしてまた飛び出して、と繰り返します。
子供の成長って、こんな風に少しずつ、一歩ずつなんですね。
大きな器で見守るお母さんの優しさも素敵です。

カンガルーの子がポケットから飛び出すものの、外の世界に驚いて安全基地のポケットに帰ってくるお話です。
ちょっとずつママまでの距離が遠くなっていく背景で子の成長を感じられます。
そして同じ様にポケットから出て外の世界にびっくりしている子に出会って仲良くなるというお話です。
２歳の娘が人見知りがちな所があって、同年代の子の輪があると逃げ出すのですが、このお話を読んだらちょっとホッとしました。
次に何かに驚いてポケットに入りたい時はちゃんと入れてあげたいと思います。

初めてママカンガルーのポケットから顔を出したジョーイが、

外を、”ピョン　ピョン”と２回跳ねました。

　　「きみ　だあれ？」　　「ハチだよ」

　ママー、ポケット！　　　　あわてて、飛び込みました。

また、すぐに”ピョン　ピョン　ピョン！”と、３回跳ねました。

　　「きみ　だあれ？」　　「ウサギだよ」

　　ママー、ポケット！

また、すぐに”ピョン　ピョン　ピョン　ピョン”」と、４回跳ねました。

　　「きみ　だあれ？」　　「とりだよ」

　　ママー、ポケット！

また、すぐに”ピョン　ピョン　ピョン　ピョン　ピョン”と、５回・・・・・

　「きみ　だあれ？」　　「カンガルーだよ」

お互いに、”ママー。ポケット！」と、さけびましたが、

その日から、二人はいつも一緒に。

　　”ピョン　ピョン　ピョン、

　　　　　　　ピョン　ピョン　ピょん！」

とうとうポットも卒業！ちょっと親ばなれが寂しいなあと思いました

外の世界にとびだしたカンガルーの赤ちゃんは、見るものすべてが初めてで怖く感じられました。
そんな時に逃げ込むのがお母さんのお腹なのですね。
母親のやさしさ、包容力を感じさせます。
最後のお友だちデビューで、ちょっぴり母親から離れたようですが、お母さんの存在の大きさはまだまだ残っていました。