同シリーズ「たまごのはなし」がお気に入りの2歳7か月の息子に借りました。
例えば、たねははずかしがりや、とか、たねはたびびと ふくをきかざるたね のように
たねに関するいくつかの切り口で、ストーリーが展開します。
丁寧に大きく美しいイラストで、大人も知らないような内容もあります。
今回は、25キログラムもあるたね(オオミヤシ)があることにびっくりして、
海を流れ着くタイプのたねがあったことに私も納得しました。
説明文は最低限でちょっと詩的に、そしてそれを絵で実感し楽しむ本です。
図鑑というよりは、たねに関する厳選されたエピソードをじっくり楽しむ、といった感じ。
息子も結構気に入ったようです。
光合成などの内容は息子にはちょっと難しかったけれど、
絵が説明的で内容が何となくはわかるので、楽しんでいたようです。
これからも長く楽しめる本だと思います。