きたやまようこの作品だったので私が借りました。私も息子もきたやまようこの本が好きです。
動物たちの「すくすくたいそう」が披露されるのが楽しいです。いばりいぬシリーズを読んでいたので、ユーモアセンスが活かされたお話かなと読み進んでいたら、トガリネズミが「ぼくが おおきくなるころ、どこまでもとんでいける ひろいはらっぱ あるのかな。」とあり、環境問題に触れているのかしら?と。
アマゾンの森が違法な伐採や森林火災で15パーセントも消滅しているというニュースを見たばかりだったので、自信を持って「あるよ」と言えない自分を感じました。
一番考えさせられたのは「ぼくにしか できないこと」を考える場面です。この言葉には考えさせられました。自分しかできないこと?って何かな?
ほのぼのとした中にも考えさせられるお話で、何度も読んでみたくなりました。