「おつきみうさぎ」 せんせいの声

シリーズの中でもうつくしい一冊です。
金色のうさぎが実は月から落ちてきたなんてロマンティックですね。
世界では月にみえる模様はさまざまにとらえるようですが、日本ではうさぎ。子どもたちにはどんな風に見えるのかな。
うさぎもお月さまも色がすてきでお月見の夜が待ち遠しくなる本です。

お月見会の行事の一週間、毎日読みました。
年少のクラスで読んだのですが、保護者の方にも好評で、「夜に窓を開けて、うさぎさん落ちてないかなって毎日心配してるんですよ」とも言われました。
また、動物園に行った子どもは、「このうさぎさん、お月様から落ちたうさぎじゃないよね？」と心配していたそうです。
お月見に向けて、月や季節に興味を持つ機会になる絵本だと思いました。

お月見の日に見つけた金色のウサギのお話です。

子ども達は花より団子といった感じで、団子作りを楽しんでいる所が、子どもらしくていいなぁと思いました。

個人的には、話の内容はイマイチ好きではありませんでしたが、お団子と一緒に“さつまのおいも”をお供えしている所がツボでした（笑）

また絵本の途中に、園長先生から“おつきみだんごのつくりかた”を紹介してくれているので、絵本として楽しむだけでなく、料理絵本としても楽しめる一冊だと思いました☆

先日、おじいちゃん・おばあちゃんの会を開き、一緒に月見だんごを作って、食べて、遊びました。ｍｙもも組（３才児）でも、おだんごを作る何日か前からも読んでいたのですが、作ってから読むと「おだんご一緒やあ」とますます喜んでいた子どもたちです。お月様からうさぎが落っこちてきた＝お月様にうさぎがいるってちょっとむずかしいかも。私は、お月様が出ると、今日のうさぎこっちむいてるな、とか、今日のうさぎは何してる？もちつきしてる？とか思いながら見ています。子どもたちは、月よりだんご？のようですネ。

つきからうさぎがおちてきた！！
金色に光り輝くかわいいうさぎ。
見つけた子供たちはかってみることにしました。
さぁ、おつきみです！！あれれ？おつきさまにうさぎがいないよ？

子供たちに大人気の１冊です。
やはりうさぎは人気ですね。特に女の子から絶対の人気を得ていました。

絵本の中にお団子を作るシーンがあり、作り方まで載っています。さすがに、すぐ作るわけにはいかず、年度で代用。こどもたちは、コロコロとお団子作りに夢中でした。
お供えをするように三角につんだり、くりやりんごを作ったりもしていましたね。
絵本の中には、ちゃっかり「さつまのおいも」もお供えされているんですよ。こんな細かい芸が本当に大好き！！
やっぱりピーマン村の絵本は楽いですね。