題名に「お!」と思い、手にとって2・3頁読んでみて面白そうだったので、息子用に
図書館から借りてきました。
タクヤはまだおねしょをしてしまいます。それが恥ずかしいと思っているのですが、
どうしても、夢にカイジュウが出てくると、そのカイジュウがいろいろなトイレに
連れて行ってくれ、そして起きるとおねしょをしているというパターン...
お父さんにその話をすると、お父さんはそのカイジュウをシッコザウルスと命名し、
「カイジュウをやっつけろ!」と言います。カイジュウをやっつければおねしょは
とまるのでしょうか?! という話でした。
前半はすごく面白かったです。“あ〜、またシッコザウルスにやられちゃうのか!”と
こちらも笑いながら心配していました。
でも、後半で、シッコザウルスとの決別がお兄ちゃんになるからという、ちょっと
普通すぎる設定で、なんだかそこまでの面白さが減退したように感じました。
でも、最後にシッコザウルスがお別れに来てくれたところは、ちょっとウルっと
しました。
可愛らしい話だと思いました。下に弟や妹が出来た子やこれから出来る小学校
低学年の子にお薦めの話だと思います。読んでみてください。