こんのひとみさんといもとようこさんの温かさが、ストレートに伝わってくる優しい絵本。
表紙を見ただけでほんわかしてきます。
心ってどこにあるのかな。考えたこともなかったな。心って当然のように心臓のあたりを指差していたけど、そうなんだね。考えてみれば、ほんとにいろんなところに心があるんだ。ほっぺが赤くなったらほっぺにあるのかなとか、ぶたさんは鼻にあると思えば、犬のしっぽも、そうだよ。心だ。心って気持ちが現れる場所なのかな。笑顔にも涙にも心が宿っているんだね。
一冊の絵本を介して、子どもたちと考えを深められる。そのひとときで心は繋がる。
笑ったり泣いたり考えさせられたり…。
絵本を読むということは、心探しの旅をすることなのかもしれません。
これからも、子どもたちと一緒に絵本を楽しみながら、心探しをしていきたいと思います。