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おこった月自信を持っておすすめしたい みんなの声

おこった月 絵:ブレア・レント
訳:はるみ こうへい
再話:ウィリアム・スリーター
出版社:童話館出版
税込価格:\1,650
発行日:2006年09月
評価スコア 4.08
評価ランキング 27,050
みんなの声 総数 11
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 勇気のある少年

    ルーパンという男の子と、ラボウィンザという女の子は、仲のよい

    おさな友達でした。月の悪口をラボウィンザが言ったものだから、

    月につかまってしまいました。ラボウィンザを助ける為に、勇気の

    あるルーパンが助けたお話でした。それにしても、怖すぎる月に

    身震いしてしまいました。

    投稿日:2019/06/16

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  • どんどん引き込まれます

    いじわるそうな月のエキゾチックな雰囲気が気になりました。
    月のおはなしといえば、やさしかったり明るかったり、楽しいものが多いですが、このお話に登場する月は、子供を連れ去る怖い存在。はじめはとてもビックリしましたが、昔話ならではの展開にどんどん引き込まれました。
    一緒に読んだ6歳の娘は、「こわかった」と言いながらも、とても満足げな表情をしていました。たまにはこんな雰囲気の絵本も読んであげるのもいいなと思いました。

    投稿日:2013/12/06

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  • 珍しく、怖ーいお月様のお話

    • りさたまさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子11歳、女の子6歳、女の子6歳

    アメリカンインディアンの少女が
    月を怒らせてしまったためにさらわれてしまい、
    幼馴染みの少年が懸命に助けに行く昔話です。

    とにかく絵の月が怖すぎる!(美術的な絵なのでオバケみたいなものではありません)
    大人が見ても何だ?!と思う印象的な絵です。
    普通、絵本のお月様といえば、優しく明るく照らしてくれる存在なのに…

    物語は夜の暗闇の中を勇気を出して進む場面が多く暗めなのですが、
    それがまた子供たちの興味をそそるのか?

    最初に読んだのは四歳くらい。
    子供たちにより評価は分かれましたが、
    コワイけどまた読んで〜と何歳になっても一人は気に入り持って来ます。
    双子のもう一人は表紙を触るのも怖い!と言いつつ、
    布団の隙間から覗いて一緒に聞いています。

    昔話は、子供たちの心に深く染み込むのか
    何度もなんども繰り返し読んでと持ってくることが多いです。


    是非一度一緒に読んで、
    お子さんの反応を見てみると面白いかもしれません。
    年長さんや、一年生の読み聞かせにも良いかも。

    投稿日:2012/07/25

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  • 中学年くらいのおこさんからお薦め

     お月様がタイトルの絵本は数多くあります。
     どの作品も、比較的優しくおっとりやんわりのイメージのお話しが主だと思います。
     この表紙絵の怒り睨みつけ憤りを表に出した怖いお月様の表情は、敬遠される方も多いかもしれません。
     中学年くらいのおこさんからお薦めした方が良いのかも。
      異文化に触れる好機になるとおもいます。
     
     さて、お話しは、 アラスカ南部に住む、北アメリカインディアンの一部族、トリンギット族に伝わる昔話を翻案したものだそうです。
      『バーバ・ヤガー』で絵を担当したブレア・レントさんのこの作品の絵は、また異なる画風です。

      ルーパンという男の子とラポウィンザという女の子が、仲良く日がな一日手作りの弓矢で遊んでいました。
     ある夏の夜のこと、月を見上げて、不用意にもラポウィンザの発した月を揶揄する一言で、彼女は月に捕らわれてしまいます。
     このページの幻想的な絵に惹かれ、お話しに夢中になってしまいました。
     ラポウィンザ奪還のため、大冒険に立ち向かうルーパンの勇ましさが頼もしい。
     矢でできた鎖のページにも驚きました。
     天上へ昇っていく途中の食料調達も面白い。
     空の国のおばあさんに助けられ、ラポウィンザを取り戻し月から逃げ切るまで手に汗を握る思いです。

     絵本ながら、この一冊でこどもたちは幻想的な大冒険を疑似体験できると思います。

    投稿日:2010/03/31

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