アメリカンインディアンの少女が
月を怒らせてしまったためにさらわれてしまい、
幼馴染みの少年が懸命に助けに行く昔話です。
とにかく絵の月が怖すぎる!(美術的な絵なのでオバケみたいなものではありません)
大人が見ても何だ?!と思う印象的な絵です。
普通、絵本のお月様といえば、優しく明るく照らしてくれる存在なのに…
物語は夜の暗闇の中を勇気を出して進む場面が多く暗めなのですが、
それがまた子供たちの興味をそそるのか?
最初に読んだのは四歳くらい。
子供たちにより評価は分かれましたが、
コワイけどまた読んで〜と何歳になっても一人は気に入り持って来ます。
双子のもう一人は表紙を触るのも怖い!と言いつつ、
布団の隙間から覗いて一緒に聞いています。
昔話は、子供たちの心に深く染み込むのか
何度もなんども繰り返し読んでと持ってくることが多いです。
是非一度一緒に読んで、
お子さんの反応を見てみると面白いかもしれません。
年長さんや、一年生の読み聞かせにも良いかも。