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シェルパのポルパ エベレストにのぼる自信を持っておすすめしたい みんなの声

シェルパのポルパ エベレストにのぼる 文:石川 直樹
絵:梨木 羊
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2020年05月18日
ISBN:9784001126907
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,296
みんなの声 総数 21
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  • 絵だけを見ていくと想像力が豊かになるのかな。 受賞レビュー

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子16歳、男の子12歳、男の子2歳

    ヒマラヤの麓の村にうまれ、毎日ヒマラヤを見て育ったシェルパのポルパ。
    ヒマラヤのやまに登るという夢のため重い荷物を運ぶしごとをしている。
    とうとうヒマラヤに登るチャンスがやってきた!
    はじめは私ひとりで読んでいたのですが、2歳の息子が「ぼくもよむ?」と来たので、今度は絵をよくながめながら読みました。
    すると、1度目よりも吹雪の中を歩いたり、真っ暗な中ロープと仲間をたよりに進む様子や、山の力強い風景、そしてヒマラヤのような山に登らなければ見ることのできない景色にじんわりとこころが動きました。
    ポルパは何歳くらいなのでしょう?
    夢は大きな力を生むことや、人への信頼や感謝などいろんなことに想いがめぐりました。

    投稿日:2022/02/28

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  • 壮大なエベレストを登るポルパくん

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子1歳

    ポルパは、生まれたときからヒマラヤの山々をながめて育ってきた、シェルパの男の子。荷物運びの仕事で体を鍛え、テンジンおじさんに認められたポルパは、念願のエベレスト初登頂を目指します。エベレストを登る様子が、シェルパのポルパくん目線で描かれている点が良かったです。

    投稿日:2022/07/13

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  • エベレスト街道へ気持ちが羽ばたきます

    あこがれの世界に一歩踏み出すポルパの心の動き、目標を達成するポルパのけなげな努力に励まされます。

    エベレスト登山への手はずは、写真家で登山家でもある作者の石川直樹さんならでは。縦見開きいっぱいに描かれたエベレストへの詳細なルートは子どもと一緒に大人も指でたどって楽しめます。

    そしてコロナ禍で旅をするのが難しい今、梨木羊さんの細やかな優しい絵が、エベレスト街道を彷彿させてくれます。

    シェルパの活動は地味ですが、その丁寧な仕事ぶりは子育て中のパパママの役割に似ているなと思いました。子育ても山登りも、いきなり頂上へはたどり着けません。一歩一歩、一日一日の積み重ねがいつか必ずくる子どもの成長につながります。パパママへのエールにもなる絵本です。

    投稿日:2022/02/27

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  • 命懸けの仕事

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    最近では、テレビでもタレントさんが世界の山を登ったりと、シェルパの存在など知る機会もあり、
    とても興味深いお話でした。
    ヒマラヤの麓で生まれた少年が、初めてシェルパの仕事を達成する過程や山岳民族の暮らしについて。
    なかなか知ることのできないお話は、ドキドキや過酷さ、喜び、安堵感などいろいろな感情が湧いてきました。
    あれほどの危険な山を登山家の方達が登ることが出来るにも、シェルパの存在があってこそなのですね!
    知らない世界を覗き見ることにできる素敵な本でした。

    投稿日:2022/02/27

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  • ヒマラヤ登山に欠かせないシェルパの少年、ポルパのお話です。
    私が初めてシェルパという名前を知ったのは、『おれたちの頂』という登山漫画を読んだのがきっかけで、もう30年以上も前の話です。

    「雪のすみか」の意味を持つヒマラヤは、その名の通り夏でも雪に覆われた世界最高峰の山脈です。
    そのヒマラヤと共に生きるシェルパたちを知ることは普段なかなかありませんが、この絵本を通してその仕事ぶりや生活などを知ることが出来ました。
    エベレストやローツェといった8000メートル級の山々やキャンプの場所等、見開きを縦に見るページではその高さに圧倒されました。
    山の天候は変わりやすく、吹雪の中を重い荷物を背負っての登山は過酷ですが、それを超えて山頂にたどり着いた時の達成感や開放感、世界で最も高い場所から見下ろす雲海と夜明けの美しさをポルパと一緒に味わうことが出来ました。

    美しく雄大な山々と、石川直樹さんのシェルパに対する感謝と敬意が感じられました。
    シリーズで続編もあるようなので、また機会があれば読んでみたいと思います。

    投稿日:2022/02/27

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  • 大きな挑戦

    エベレストの麓に住む山岳民族シェルパという存在を初めて知りました。エベレストを見て育ち山のことにも詳しくなっていくんですね。
    そんな環境で育ったポルパくんがエベレスト山頂に初めて挑戦するお話。
    準備の大変さ登山の過酷さが伝わってきます。でもそれを超える感動があります。世界一高い景色を自分の目で見るのはどんな気持ちなのでしょう。下山してきてすぐにまた登りたいというポルパくんの言葉が印象的でした。それほどの魅力があるということですね。

    投稿日:2022/02/23

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  • 素晴らしい世界へ

    登山家の誰もが憧れ夢見るエベレスト。
    彼らの存在がなければ、その登頂成功はありえないと言われるシェルパ。
    ヒラヤマ山麓で生まれ育ったポルパは、シェルパになり、エベレスト登頂を夢見る少年です。
    ポルパが、教えを受け努力を重ねて、夢を実現する様を、素晴らしい絵と臨場感あふれる文章で、丁寧に描かれた作品です。
    過酷な訓練に耐え、技術を磨き、選ばれた者たちだけが目にすることのできる光景。命がけで取り組んだその先にある震えるような感動。
    絵本を開かなければ味わうことのできなかった世界へ、ポルパは私たちも一緒に連れていってくれるのです。
    一冊の絵本に出会うことで、それまで知ることのなかった世界を垣間見れる。なんと豊潤な時間でしょう。
    ポルパが誘ってくれる素晴らしい世界に、多くの方が足を運んでくれますように!

    投稿日:2022/02/27

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  • ワクワク感が伝わる絵本

    山登りには全く興味のない私ですが、この絵本、本当にワクワクしました。自分には決して出来ないと思いますが、こんな素晴らしい経験が出来たら、どれほど幸せな事か。

    シェルパ族についてもこの絵本で初めて知りました。ヒマラヤ登山ってシェルバ族なしでは不可能なんですね。初めて知りました。シェルバ族の生活についても詳しく書かれていて、とても興味を持ちました。

    何も登山について知らない私もこの絵本を読むと登山をする人の気持ちが分かった気がします。頂上に上れた時の景色の美しさそして達成感等、想像を絶する物かもしれません。

    山が好きな人はもちろん、全く登山には興味がないよ、というような人でもすごくドキドキワクワク楽しめる1冊だと思います。

    投稿日:2022/02/25

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  • エベレスト登山を支える人たち

    エベレストの登頂に挑戦する人の話に触れる機会は、これまでに何度かありました。
    けれども、そのようなエベレスト登頂に挑戦する人たちを支えている人たちの存在について、これまで、想像をしたことはありませんでした。
    エベレストに登ることは、言われてみれば、確かに観光業です。その当たり前のことに、この絵本を読んで気づかされました。
    そのようなエベレスト登山者を支えるシェルパの男の子「ポルパ」が初登頂に挑戦するお話でした。思わず、引き込まれてしまう魅力的なお話でした。

    投稿日:2022/02/24

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  • 現地の人の下準備

    以前『シェルパのポルパ 冬虫夏草とおおきなヤク』を読んで、シェルパのことを知りました。シェルパとはネパールに暮らす少数民族の一つで、ヒマラヤの現地人登山ガイドとして有名なのだそう。
    今回のお話では、生まれた時からヒマラヤの山を眺めてきたシェルパのポルパが、初めてエベレストに登るというシーンが描かれます。
    ベースキャンプから山頂までの風景や様子が詳しく描かれていて、よくわかりました。現地の人の下準備が、登山家の活動を助けているんですね。知らない世界を見せてもらえて、感激しました。

    投稿日:2022/02/15

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