「はらぺこゆうれい」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ゆうれいだったり、おにだったりと、なんだかこわい話なのかなと
思ったら、そんなことありませんでした！
はらぺこのゆうれいだなんて、気の毒で。。。人間を怖がらせて食べ物をもらおうと
頑張っても、うまくいかなくて、ますます気の毒になってしまいました。
まさかの展開で、ハーピーエンドなところもほっこりします。
せなさんの手にかかれば、ゆうれいだって、おにだって、えんまさまだって、
みんな友達になれちゃいそうなくらい！親しみやすく魅力的です。

とても面白かったです！
せなけいこさんの描くゆうれいって、愉快でしかもちょっと情けない笑。その人間味がとてもいいんですよね。
今回は、はらぺこのゆうれい。
最初に痩せたゆうれいと太ったゆうれいが出てくる時点でもう笑ってしまいました。
痩せたゆうれいは太ったゆうれいから、食べ物を調達する知恵？を教わるのですが、上手くいかず、
墓場で力尽き、バッタリ。その姿もとてもシュール。
最後は何だか予想外な展開で、でも面白かったです。

このお話は、中国の幽明録の中にあるお話が元になっていると、最後にせなさんがおっしゃっています。
幽明録も是非読んでみたいなぁと思いました。

ゆうれいもはらぺこになるんや〜。
おもち食べちゃえば良かったのに。。
お星さまになるの！？
とにかく、つっこみどころ満載で、え〜？といいながら子どもと一緒に読み進めるのが楽しかったです。
全然怖くないので、怖がりの子にちょうどいい、幽霊のお話でした。

２歳になったばかりの娘は鬼やおばけが大好きなので読み聞かせしました。ゆうれいなのに痩せっぽっち。全く人間を驚かすことも出来ず食べ物にありつけず、最後はほうき星にさせられます。って、、ゆうれいもお腹空くんですね。

初めは図書館で借りて読みました。
何度も繰り返し読んで、娘も「ふとってるねー」　「鬼が迎えにきちゃったー！」　と合いの手を入れながら楽しく読み進めていました。

返却してからも「はらぺこゆうれい読みたい」「はらぺこゆうれい買って〜」と言うので買いました！

ゆうれいも出てくるし、かさばけも出てくるし、鬼も出てくる。
でも意地悪な人も出てこないし、怖くない。

おばけの話が大好きだけどびびりな娘にぴったりの本です。

個人的に、いいねと思いました。おどかそうと思ったつもりが感謝されちゃうところも面白ポイントですね。せなけいこ先生の作品を何作か読んでいる我が子にも、おばけとゆうれいは違うんだね、って事がわかって貰えたのではないでしょうか。

子供と一緒に「幽霊もお腹すくんだね〜」って言ってました。お腹の空いた幽霊がふらふらと倒れるところは、とっても切なかったです。哀愁があるというか・・。でも、最後は流れ星になって幸せそうになったのを見て、子供もよかったねって言ってました。

おばけの話なので怖がるかな・・・と表紙を見て不安でしたが、
中身はとってもコミカルな内容でした！

空腹でやせほそったおばけが主人公。
昔の友人に、どうしたらそんなに太れるかアドバイスを受けます。

その通りにやってみたつもりが裏目に出て、
さらに空腹に・・・。

ついに倒れてしまいますが、
おばけが倒れるなんて聞いたことない（笑）
ここの倒れてる様子の切り絵がまたなんとも言えず面白いです。

しかも救出しようとした鬼の鼻毛に、
倒れたお化けの髪の毛が入ってしまい、
くしゃみで飛ばされてしまいます。
この展開もたまらないですね！

何回読んでも面白い絵本だと思います。
切り絵もとってもいい味出してますね！

ゆうれい同士が「はらぺこだぁ」と話しているなんて
何ともおもしろいですよね
どうしたらおなかいっぱい食べられるかと
人間達を怖がらせることに頭をひねっている姿を想像するだけで
ほほえましくなります
そもそもおばけ系をそんなにこわがらない息子ですが
さらに親しみがわく存在になってしまったようです

最後も奇想天外の終わり方でおもしろかったです

ゆうれいがおなかペコペコ？人間をびっくりさせようとしたら
人間のお役に立ってしまった？なんて、どじで笑えるゆうれいも
いるんですね！

最近おばけ、幽霊の話題で大変盛り上がるのできっとこどもの
脳裏にも焼き付けられたことと思います（笑）

世界というか視野というと大げさですが、こどもの興味のあることから
どんどん広げていって欲しいので読み聞かせました。