「ぜったいいぬをかうからね」 みんなの声

兄と妹の
犬を飼いたいという夢と希望と決意が
会話で繰り広げられる絵本です。
子供ながら親との駆け引きに挑むけれど
あっさり覆される結末が微笑ましい。
絵がはっきりしていて見やすくて
まだ見ぬ愛する犬が線で描かれているのも
想像をかきたてられます。

よくわからないけれど、絶対犬が欲しかった妹は満足、親も納得のパターンなのですね？
妹の希望がどこかではぐらかされちゃっていたら、飼うことになった「犬」
がかわいそうな気がしました。
兄妹の絶妙なやり取りと、不思議な絵が面白い絵本です。

ぜったいいぬをかいたい妹とそれを見守っている兄。
シリーズ読んでいますが、この兄弟はいいですね。
今回も妹は実に彼女らしかったです（笑）。
ラストはこうきたかといった感じでした。
うちの子もたま〜に思い出したように「いぬをかいたい」と言う時があるのですが、まだ幼いし、面倒はきっと私が担当するので、却下しています（笑）。

ローレンジャイルドさんの「チャーリーとローラ絵本」，今まで出版された絵本んは親子で読んできました。
何とも味わいのあるイラストと，ローラのちょっと生意気な可愛さ，それにどうにか上手く付き合うチャーリー，面白いです。
今回は「ぜったいいぬをかうからね」。
我が家の娘も犬を飼ってみたい気持ちがあるので（ハイツ住まいだから無理なんですけどね），すごく興味津々になることでしょう。