家族4人で楽しく読みました。
お互い勝ち気で負けず嫌いな、がちょうとあひるの、手に汗握る“うごいちゃ、だめ”比べのお話です。
その“動かない”度合いが生半可ではなくて、緊迫した勝負が繰り広げられます。
子どもたちは、途中から「がちょうの勝ちではないか」「いや、あひるだ」といろいろ囁いていましたが、最後まで勝負はつかず、読んでいる方が「どうなっちゃうの?」とハラハラしてしまいました。
結局物凄い勝負の結果、勝ったのはどっちだったのでしょう。
がちょうとあひるにとっては、もう勝敗なんてどうでもよくなってしまったのでしょうね。
緊迫した勝負の後に、ほのぼのとしたものが流れているような読後感のよいお話でした。